2018.10.04
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住宅ローンの事前審査がAIを活用して15分で判定できる時代に
メガバンクが15分で住宅ローンの事前審査ができるサービスを開始
あるメガバンクにより、AIによる住宅ローン審査の自動化が開始されました。
対象となるのは、リクルートグループの物件検索サイト「スーモ」の利用者で、顧客が勤務先や年収を入力すると、人工知能(AI)が過去の貸し出し実績をもとに融資の可否を判定して回答してくれるそうです。
従来の事前審査は、マンションなどの購入を検討するお客様が不動産会社(デベロッパー)に連絡し、その後、銀行に申し込んでいました。
人の作業で1日はかかっていたが、AIを使った自動化で15分に短縮できるとのことです。
あるインターネット銀行は、すでに住宅ローンの事前審査を1時間で回答するサービスを開始しています。
AIを活用した業務自動化の波がメガバンクにも広がってきた形ですね。
このメガバンクによると、人種や男女差は与信判断に影響しないということなので、フェアな審査が期待できますね。
ユーザー視点で考えると、自分は「いくら銀行ローンを借りることができるのか?」は常に悩みだと思いますので、このように迅速に回答が出てくることは必要ですね。
対象者がもっと広がることを期待しながら、サービスの発展を待ちたいと思います。

HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

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