公開日:2019.03.16
2664
住宅ローン控除は3年間の期間延長
消費増税に伴い住宅ローン控除も見直し
住宅ローン控除は、一般の住宅においては現行だと年末のローン残高4000万円までにつき、1%が10年間控除され、最大控除額は400万円です。
認定長期優良住宅や認定低炭素住宅においては、年末のローン残高5000万円までにつき、1%が10年間控除され、最大控除額は500万円となります。
消費増税後には、控除の期間が13年間に延長されます。
その結果、多くの場合で増税による2%の負担増は、11 〜13年目の控除で取り戻せることもあります。
すまい給付金の拡大も
すまい給付金は、住宅を購入すると、年収に応じて受け取れます。
すまい給付金の給付額は、現在、最大30万円です。年収が約510万円を超えると受け取ることができません。
消費税が10%になると、給付額が最大50万円に拡大し、受け取れる年収の範囲も約775万円まで広がります。
「住宅ローン控除」と「すまい給付金」の2つを合わせると、増税後の購入の方が有利になる場合もあります。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
最新記事 by HOUSEBASE 代表取締役 植村将志 (全て見る)
- 4号建築物も構造図書の保存義務化へ - 2020年1月10日
- 耐震等級の徹底解説!住宅性能表示の構造の安定とは? - 2019年7月29日
- 住宅のリフォームは「健康性能の強化」が必須な理由 - 2019年6月15日
- 工務店は「事業承継できるかどうか」で選ぶ時代に - 2019年5月20日
- 省エネルギー住宅の「全館空調」はエアコンのみで実現できる - 2019年5月19日