公開日:2018.04.20
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【必見の内容!】「日経アーキテクチュア・フォーラム2018」に参加しました
本日は、日経アーキテクチュア様主催の「日経アーキテクチュア・フォーラム2018」に参加しました。
「日経アーキテクチュア」は、建築実務者の多くが購読している業界誌です。
私も社会人になってから定期購読しておりますので、約20年の読者ということになります。
今回のフォーラムの趣旨は、発注者からの信頼を勝ち取り、期待以上のアウトプットを出し続ける建築家は、何を考え、どのような組織論を持ち、今後の建築界をどのように捉えているのかを議論する内容です。
第一線で活躍する4人の建築家が一堂に会し、通常の講演会などでは聴けない、本音を語り合う、特別なプログラムということで、とてもリアルで面白かったです。
講師は、以下の4名の方です。まさにトップランナーですね。
シーラカンスK&Hの工藤和美さん。
日建設計の山梨知彦さん。
アラップの金田充弘さん。
フジワラテッペイアーキテクツラボの藤原徹平さん。
申し込んでおいて、本当に良かったです!とても楽しく、勉強になりました。
働き方改革や人財採用、設計監理料、契約書等の「生々しい話」について、リアルなことを聞けました。
工藤さん、藤原さんからは、従来の「アトリエ事務所」とは異なるマネジメントのノウハウを聞くことができました。
山梨さんからは、「あまり知られていない日建設計」という感じで、意外な事実を知ることができました。
日建設計様の意外な事実(私が知らなかっただけかもしれませんが)とは、主に下記です。
- 社員持ち株会社であること(独立資本であること)
- 現在の採用では新卒と中途がほぼ同じ割合であること(中途の人は実務を通じてスカウトしているらしいです)
- グループ全体で約2,700人も社員がいること
- 社長からアルバイトまで同じ机のサイズで役員室などの個室がないこと
金田さんから、世界中にネットワークのあるアラッブ様の下記のような凄さを聞けました。
- 約13,000人が働き、約90箇所のオフィスがある
- 優秀な人財を採用して、「許しを請う」仕事のスタイルではなく、仕事を任せる
- 契約書には「責任限度額」を必ず明記して契約する(世界的には主流だそうです)
後日、このイベントの記事が「日経アーキテクチュア」に掲載されると思いますが、今からワクワクしえて待ちたいと思います!
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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