公開日:2018.07.26 / 最終更新日:2018.07.27
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W幼稚園プロジェクトの工事請負契約が完了しました
ハウスベースでプロジェクトマネージメントを行なっております「W幼稚園プロジェクト」の工事請負契約が完了しました。
先日、入札を行い、施工会社様も決定しましたので、契約を結べることになりました。
いろいろありましたが、何とかここまでたどり着きました。
発注者も、ほっとした様子でした。(私もホッとしました)
補助金事業でもあることから、設計や施工だけではなく、コストやスケジュールの管理も重要になるため、時には「嫌われ役」になる覚悟で、関係者の皆様とプロジェクトを進めてきました。
ハウスベースよりご紹介させていただいた設計事務所様にも頑張ってもらいました。
受注された施工会社様には、工事中の安全面に配慮しつつ、ぜひしっかりとした園舎を施工していただきたいと思っています。
建て替えプロセスとしては、ちょうど前半戦が終わったという感じです。
後半戦の流れとしては下記となります。
・既存園舎から仮園舎に引越し(→夏休み中に行います。暑い中の準備でとても大変です・・・)
・既存園舎の解体工事(引越し完了後に着手します。思い入れのある園舎で残念ですが・・・)
・新園舎の施工(今回の建物は「木造」で建てます。)
新園舎の構造躯体は「耐震構法SE構法」を採用しています。
耐震性能が高く、幼稚園など大スパンの構造にも対応可能です。
また住宅で用いられるような「中断面(あまり大きくない断面寸法)」の構造部材で構造を成立させることができるため、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比較しても、大幅に建設費を抑えることができ、とてもコストパフォーマンスの高い構法です。
木造の園舎は、耐震性、温熱性、快適性、経済性などに優れているためおすすめです!
これからは工事中の安全を願いつつ、より良い施工をしていただくために、お引き渡しまで側面からサポートさせていただきます。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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