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公開日:2016.08.23  /  最終更新日:2018.11.03

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家づくりのポイント

スペックを数値化して、マンションの本質を見極めよう

マンションを購入する際は、予め予算や立地、部屋の広さなどのスペックで絞り込むと思います。しかし、実際に物件を見学すると、美しい部屋の雰囲気に目がいってしまい、物件の本質が見えなくなってしまうことも。マンションの本質を見極めるためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

マンションは数字で表されている

マンションは数字で表されている

分譲マンションの広告を見ると、「◯階建て、駅から徒歩◯分、間取りは◯㎡…」というように、戸数規模や部屋の広さ、駅からの所要時間、フロアの階数や価格など、すべてが数字で表されています。

天井の高さやユニットバスの大きさなどのこまかいサイズまで数値化されており、これによって私たちはその物件がどのようなものなのか把握でき、さらに他の物件と比較がしやすくなっています。

広告には載っていなくても、熱の逃げにくさを表すQ値や、家の気密性を表すC値など、スペックを表す数字は他にもたくさんあります。

さらに、住宅ローン金利や毎月の返済額、管理費や修繕費用、税金など、マンションに関わる「お金」に関しても、すべて数量化されています。

マンションという概念は、「数字(とお金)でできている」と言えるのではないでしょうか。

 

数値化できない、住み心地と住居との相性

マンションの三大スペックといえば、「価格・場所・広さ」と言われています。

実際、マンションを買う際に一番気になることといえば、自分の年収や貯金額、親から援助してもらえそうな資金などの「お金のこと」と、通勤・通学時間などに関わってくる「立地のこと」なのではないでしょうか。

やはりこの三大スペックは避けて通ることができないものなのです。

まずはこの「価格・場所・広さ」でマンションの絞り込みをかけると思いますが、この基準だけで判断できるわけではありません。

実際の「住み心地や住居との相性」に関しては数値化できるものではなく、自分が体感しないと分からないものなので、住居の見学やモデルルーム訪問の際にしっかりと検討するようにしましょう。

仲介の担当者や売り主が同席してくれるのであれば、予めどんな質問をしたいか考えておくといいでしょう。

 

物件見学で求められること

モデルルームや実際の部屋などの物件見学の際は、「物件の本質を見抜くこと」が必要となってきます。

部屋の広さや窓の大きさなどは、日照や設置してある家具によって大きく印象が変わってくるので、実際にメジャーで測定するなどして、物件のスペックとその印象をすりあわせるようにしましょう。

モデルルームのライティングやバス・トイレなどの設備はとても美しく、ついついそちらに目がいってしまいますが、物件の本質はそこではありません。

物件の本質を見抜くために必要なのが、「物件をもう一度数値化する」ということです。

 

自分なりのレーダーチャートを作ろう

スペックを数値化

「物件をもう一度数値化する」とはどのようなことでしょうか?

それは、物件の広さや駅からの距離などのスペックを自分なりの物差しで評価するということ。

具体的には、駅から近ければ+5ポイント、遠ければ-3ポイントなど、それぞれのスペックに点数をつけていくのです。

自分なりのレーダーチャートを作ることで、見学した物件を比較しやすくなり、実際に購入の判断を迫られる局面でも、冷静に判断することができます。

さらに、将来のために1番重視してほしい、「マンションの資産価値」についてもある程度判断できるようになります。誰しもが憧れる都心近くの駅近タワーマンションは、ほぼ例外なく高額です。自分なりの判断基準があると、この価格に根拠があるのかどうか、また、購入しても返済計画に無理がないかを判断しやすくなるのです。

 

数値化できないスペックを判断するためのキーワード

都心にも駅にも近い物件や、大規模なタワーマンションは資産価値が保たれやすくなっています。

しかし、資産価値が保たれやすい物件は、どうしても価格が高くなってしまいます。

マンションの購入を判断する際は、この資産価値と価格のバランスをどう取るかがポイントとなってきます。

この「マンションの資産価値」ですが、こちらもスペックで決まる場合が多いです。

数値化されたスペックを最大限に活用することで、「住まい」としても「資産」としても良好なマンションを手に入れられる可能性が上がり、購入時のリスクを減らすことができるんです。

ただ、やはり数値化されたスペックだけで決めるのはどうなんだろう…と思われる方もいらっしゃると思います。

そこで、マンションを判断する際に思い出していただきたい、8つのキーワードをご紹介します。

まず、基本の3つのキーワードは「職」・「住」・「遊」。これは職場と住まいが近く、住居の快適性が高く、便利な生活が送られるかということ。その他のキーワードは下記にまとめました。

  • 「医」…総合病院の近さや介護施設、医療補助制度が充実しているか。
  • 「学」…難関校への進学状況、文教施設が充実しているか。
  • 「食」…飲食店のレベルだけではなく、その地域の文化度の目安にもなります。
  • 「快」…地域や物件との相性、快適に住み続けられそうか。
  • 「安」…地域の安心感や、防災・防犯機能があるか。

 

まとめ

現代は、駅に近いタワーマンションというだけで資産価値があるという時代ではありません。

その地域の価値やマンションの本質を見抜く力を養い、なるべく資産価値の高いマンションを購入しましょう!

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HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

住宅・建築分野におけるリアルな情報発信や、役立つコンテンツやサービスの提供、実務者向けのソリューションを通じて、すまい手やつくり手にとって納得のできる家づくりを目指しています。

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