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公開日:2017.06.20  /  最終更新日:2018.11.03

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家づくりと費用

家づくりにはどんな費用がかかるのか?

「家を建てようかな」と考え始めた時に、必ず考えなければいけないことは家づくりの「費用」のことですよね。はじめての家づくりの場合は、特に費用についての不安や疑問がたくさんあると思います。満足度の高い家づくりのためには、こうした費用の不安や疑問をそのままにせず、きちんと内容を理解して早めに解決しておくことが大切です。

家づくりにはどんな費用がかかるのか?

家づくりの費用の概要を知る

家づくりの際には、貯金の額や年収、家計の事情などを考慮して「予算」を決めましょう。予算の上限は、銀行などからの借入額に預貯金などを加えた家づくりのために使えるお金の合計です。家づくりにかかる費用の総額は、予算の上限を超えないように気をつけましょう。

家を建てるときに必要な費用は、下記2つの合計金額となります。

  • 建築工事費(建築本体工事費、付帯工事費、諸費用)
  • 土地取得費(土地代、諸費用)

建築工事費の予算の目安としては下記の割合です。

  • 建築本体工事費:建築工事費の70〜75パーセント程度
  • 付帯工事費  :建築工事費の15〜20パーセント程度
  • 諸費用    :建築工事費の10パーセント程度

土地取得費の予算の目安としては下記の割合です。

  • 土地代:土地取得費の95パーセント程度
  • 諸費用:土地取得費の5パーセント程度

また住宅ローンを組む場合には事務手数料なども必要です。

家づくりの費用を決めるときに注意するポイント

家づくりの費用を考えるときに注意してほしいポイントをお伝えします。

  1. 建築工事費は、大きく分けて建築本体工事費、付帯工事費があります。付帯工事費は、解体工事費や外構工事費など、家づくりに必須な費用です。建築本体工事費と付帯工事費の工事項目は、ハウスメーカーや工務店によって違うので注意してください。
  2. ハウスメーカーや工務店によっては、諸費用の概算を見積書に含めている会社もあります。見積書を受領した際には、金額だけではなく「この他に必要な費用はないのか?」と必ず確認するようにしましょう。
  3. 家づくりの費用を増やすために、手元にある預貯金をすべて家づくりの自己資金に充当することは危険です。万が一の病気や出費に備えて、最低限の金額は手元に残しておいてください。

まとめ

ハウスメーカーや工務店に、プラン依頼や見積り依頼をする場合には、「家づくりの総予算がこの金額です」と伝えるようにしましょう。その予算には、土地取得費や諸費用が含まれていることを伝えることで、予算を超過しないことができます。

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HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

住宅・建築分野におけるリアルな情報発信や、役立つコンテンツやサービスの提供、実務者向けのソリューションを通じて、すまい手やつくり手にとって納得のできる家づくりを目指しています。

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