公開日:2019.03.26
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イゼナ様のアクアレイヤーを体感
イゼナ様のアクアレイヤーを体感しました
最近、お付き合いのある株式会社イゼナ様よりお誘いを受け、オー
設計者は、設計事務所アーキプレイス様です。
今回の住宅は、千葉県内に建つ、中庭のあるコートハウスです。
ロの字型の間取りの中央に中庭があり、ほぼ平屋で一部に二階があ
天井高も高くて窓も多いことから、快適な温熱環境を実現するため
アクアレイヤーとは?
アクアレイヤーは、水が蓄熱層になる床暖房・床涼房です。
今までの床暖房の良いところを活かして、悪いところを改善させたいと生まれたのがアクアレイヤーです。
・無垢の床材も使えます
・ペットや赤ちゃんにも優しい低温(26℃~ 30℃程度)で、健康的で気持ちがいい床暖房を実現
・部屋の形に合わせて隅々まで設置可能です
・蓄熱機能を持つコンクリート埋設床暖房に比べて、膝にやさしい足ざわりにします
・年間を通して温度の変化が少なく、立ち上がりの遅さも気になりません
・水道水が入っているので備蓄水としてお使いいただく設計もできます
以上、イゼナ様の資料より抜粋ですw。
コートハウスにおけるアクアレイヤーの活用法
コートハウスにおける対応策として、アクアレイヤーの水とコンクリートスラブの2つの蓄熱層の相乗効果を利用した床暖房・床涼房として計画しています。
熱源を最小限に抑えるた め、屋根や壁、基礎の断熱仕様は省エネ基準よりも性能アップさせています。
窓を大きくとりたいため、サッシ&ガラスの性能を上げるとともに ハニカムサーモスクリーンを導入して窓からの熱損失を抑えています。
結果、床下設置のエアコンは 2 台に抑え、冷房用に壁掛けエアコンを用い る仕様となりました。
現場を見ての感想
郊外の住宅地に建てる住宅としては、憧れのコートハウスでした。
スペースがゆったりと計画され、家族やペットが楽しめる空間構成
一方で、開口部が多くなりますので、温熱面ではアルミサッシのス
設計者の設計事務所アーキプレイス様の石井さん、近藤さん、ご案
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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