公開日:2019.11.17
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建築知識実務セミナー 「間取りと窓の方程式」に参加
建築知識実務セミナー 「間取りと窓の方程式」に参加
建築知識実務セミナー 「間取りと窓の方程式」に参加しました。
講師は、
飯塚豊さんです。
飯塚さんは下記のロングセラーの著者でもあります。
日本エコハウス大賞2018では、工務店とのコラボレーションで「大賞」を受賞されています。
飯塚さんには当社の勉強会「HBエコハウス設計講座(第5期)」にも参加していただいております。
スライドの撮影は禁止でしたので、ポイントをテキストでお伝えします。
i+i設計事務所の飯塚豊さんのセミナーのポイント
具体的な事例をベースに設計のコツをわかりやすく教えてもらいました。
間取りと外観は常に同時に考えるということを力説されていました。
住宅の設計において窓をどのように考えるかは重要です。
<設計に関するキーワード>
・形状統一
→デザインを整えやすくなる
・樹脂サッシ対策
→小窓だと美しくない、なるべく大窓で
・採光 窓は多方向にとる
→3次元で空間を明るさを考える
<住宅の架構>
・がらんどう空間をしっかりつくることで、内部を自由に使うことができる
→耐力壁はなるべく外周部で確保し、足りない場合は内部でも確保する
<住宅の間取り>
・間取りのゾーニング
→シンプルに考える
・動線について
→玄関はなるべく真ん中に配置することがコツ
・プランニング
→階段の位置を先に決める
・「抜け」と「たまり」
→開放感
→吹抜け
→スキップフロア
→囲まれ型のたまり
→止まり木型たまり
飯塚さんからの最後のスライドは、
「間取りは最後に考える
建築はトコロテンで考える」
でした。
オリジナルかつユニークな、飯塚さんらしいメッセージでした。
素晴らしいセミナーでした。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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