公開日:2018.09.17
4431
「アルヴァ・アアルト展」が葉山で開催!必見は「引出しの中のドローイング」
「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」展が神奈川県の葉山で開催
「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」展が神奈川県近代美術館の葉山館で開催されています。
期間は、2018年9月15日から11月25日までです。
建築業界では話題になってましたので、早速行ってきました。
私の逗子の自宅からは、車で10分もかからないという距離ですので、本当に楽しみにしておりましたw。
先に行った感想を一言で言うと、「素晴らしすぎて、会期中にあと2回は行きたい!」と本音で思っています。(近所ということもありますがw)
神奈川県近代美術館の葉山館は、葉山御用邸の近くにあり、相模湾に面した素晴らしいロケーションの美術館です。
建物は、モダンなデザインです。
アルヴァ・アアルトはフィンランドが生んだ世界的な建築家
アルヴァ・アアルト(1898-1976)は、フィンランドを中心に世界各地で建築を手がけたインターナショナルで有名な建築家です。
住宅、建築だけではなく、家具や照明器具もデザインされていますので、一般の方でも知っている人は多いのではないでしょうか。
今回の展示室は写真撮影が原則NGだったのですが、ある展示室だけは写真撮影もOKですし、アアルトがデザインした家具が配置されて自由に座ったりできるようになっていました。
これは嬉しいアイデアですね。
今まで見たことしかない家具を一つずつ座ることができ、とても貴重な体験ができました。
「アルヴァ・アアルト展」で必見は模型台下の引出しにある「ドローイング」
今回の展示で最も印象的だったのは、本人によるドローイングをたくさん見ることができたことです。
中でも、模型台下の引出しの中にある「ドローイング」は必見だと思います。
引出しの中ということで、案内のサインに気づかずに見学していない方がほとんどでしたが・・・。
一般の方はともかく、建築関係者にとっては、たまらないコンテンツではないでしょうかw。
開館してすぐの早い時間に行きましたので、やや空いていたこともありますが、私一人で夢中になって見ておりました。
アアルトに関して不勉強だったこともあり、多くのことを知ることができました。
長くなりそうなので、次のブログで書きますw。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
最新記事 by HOUSEBASE 代表取締役 植村将志 (全て見る)
- 4号建築物も構造図書の保存義務化へ - 2020年1月10日
- 耐震等級の徹底解説!住宅性能表示の構造の安定とは? - 2019年7月29日
- 住宅のリフォームは「健康性能の強化」が必須な理由 - 2019年6月15日
- 工務店は「事業承継できるかどうか」で選ぶ時代に - 2019年5月20日
- 省エネルギー住宅の「全館空調」はエアコンのみで実現できる - 2019年5月19日