公開日:2020.03.06
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住宅業界を含む新型コロナウィルス感染症関連の情報まとめ(3月5日現在)
住宅業界の新型コロナウィルス感染症関連の情報まとめ
新型コロナウィルス感染症の影響で、さまざまな問題が生じています。
そのため、住宅業界でもいろいろな動きが発表されており、その内容をまとめました。
加えて、関連する他の情報やサービスもまとめました。
下記の情報は2020年3月5日現在の情報です。
常に最新情報のご確認をお願いします。
・未完成でも完了検査が可能に、国交省が新型コロナ対策で
http://www.mlit.go.jp/common/001330870.pdf
・4月末まで建築士定期講習の実施を控えること等を実施機関に要請
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001330664.pdf
・【秋野弁護士・緊急寄稿】新型コロナウイルスによる建材納期遅延への対応
新型コロナウィルス感染症関連の緊急対応サービスまとめ
・東京都新型コロナウィルス対策専用サイト
・新型コロナウイルス飲食店用補助金助成金一覧
・【Zoom】遠隔授業向け クラウドビデオ会議サービス「Zoom」 ■学校への提供 ■無料(2020年4月30日まで)
・内閣府がコロナ対策で緊急ベビーシッター補助決定 3月月額最大26万4000円
https://kidsline.me/contents/news_detail/532
・READYFORが新型コロナウイルスの影響で中止となったイベントを支援
新型コロナウィルス感染症対策で思うこと
・【無料公開中】最新版:新型コロナのすべて
https://newspicks.com/news/4681900/body/
今、コロナウィルス対策として国は、国民に対して「多数の方が集まる」ような「イベント」の中止・延期を要請しました。
その結果、日本中でイベントや会議は、中止・延期となっています。
当然、イベントはキャンセルした方が「感染確率」が下がるのは事実です。
しかし皆があらゆるイベントをキャンセルしてしまえば、日本の経済は根底から破壊されることになります。
すでに、どこの観光地も繁華街も飲食店は客が入らず、交通事業者も商店も、軒並み大幅かつ深刻な「減収」になっています。
このまま続けば、激しい倒産のラッシュが続き、とんでもない不況、恐慌へと突入することは目に見えています。
「感染を封じ込めることのメリット」と、「それに伴うデメリット」を比較し、
時にリスクを取りながら是々非々で判断していく態度を持つことが必要かと思います。
新型コロナウィルス感染症対策以上に考えるべき日本のリスク
・コロナウイルスよりヒートショックの方が数百倍死んでいる現実
・近い将来の発生の切迫性が指摘されている大規模地震には、南海トラフ地震、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、首都直下地震、中部圏・近畿圏直下地震。
中でも、関東から九州の広い範囲で強い揺れと高い津波が発生するとされる南海トラフ地震と、首都中枢機能への影響が懸念される首都直下地震は、今後30年以内に発生する確率が70%と高い数字で予想されています。
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/hokenkyousai/jishin.html
そんな災害リスクをあまり議論、報道せず、
それよりも圧倒的にリスクの小さいコロナリスクばかり考えているような態度は、
著しく不条理に思えます。
「一人ひとりの情報理解と行動にこそ全てはかかっている」と思います。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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