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公開日:2018.09.10

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住宅ローンが「がんで残債が半分に?」。団信に新型が誕生

 

住宅ローンの団信に新型が誕生

住宅ローンを契約する際、通常の団体信用生命保険(団信)に上乗せして、病気などに備える保障が多様化しています。

 

中でも最近、注目されているのが「がん50%保障」タイプです。

 

がんと診断されると残債が半減します。

 

「保険料」に当たる負担が低いのが利点ですがが、いくつか注意する点もあります。

 

住宅ローンを50%に減らす残債の基準は診断確定時

住宅ローンに50%のがん保障をつける金融機関が増えています。

 

共通するのは「保険料」に当たる負担(住宅ローン金利への上乗せ)が非常に軽い点です。

 

通常、3大疾病、8大疾病などを保障する保険付き住宅ローンは一般的に、借入金利に0.3~0.4%上乗せして保険料を支払います。

 

金利の上乗せ負担を嫌う人でも、保障を付けやすい仕組みになっています。

 

50%に減らす残債の基準は診断確定時です。

 

残債の基準は診断確定時に遡って計算されます。

 

「がん50%保障」タイプの住宅ローンの注意点

「がん50%保障」タイプの住宅ローンでも、残債がゼロにはなりません。

 

通常のがん保険では、数千万円単位の診断一時金をつけるのは通常、不可能なため、一定の優位性はありそうです。

 

もしがんと診断され、残債が50%になった後、病状が悪化して死亡してしまった場合は、通常と同様に残債はゼロになるになります。

 

利用には注意点もあります。

 

まず、年齢制限があり、通常50歳を超えると利用できません。

 

保障範囲はがんに限定され、がん診断後も返済は続きます。

 

がん以外の病気やケガに備える医療保険なども検討する必要があります。

 

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HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

住宅・建築分野におけるリアルな情報発信や、役立つコンテンツやサービスの提供、実務者向けのソリューションを通じて、すまい手やつくり手にとって納得のできる家づくりを目指しています。

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