公開日:2019.11.15 / 最終更新日:2019.11.16
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日経ホームビルダー様の「住宅市場、未曾有の変化に勝ち残る」セミナーに参加
日経ホームビルダー様のセミナー
日経ホームビルダーの編集長様による住宅業界の話を聞きました。
テーマは、
「住宅市場、未曾有の変化に勝ち残る」〜地域住宅会社が持つべき視点とは〜
です。
まず日経ホームビルダーの案内がありました。
日経クロステックの紹介がありました。
「建設テック」の取り組みもスタートするそうです。
住宅業界の大きな3つの悩みとその課題解決について、とてもわかりやすく解説してもらいました。
撮影が禁止だったので、ポイントだけテキストでお伝えします。
現場の担い手不足、高齢化
<作業の省力化>
・工業化した大型パネルの活用
・機械で施工支援
・上腕支えるアシストスーツ
・ビス留めをロボットで自動化
・画像で現場測定、測り忘れゼロ
・コードレス化など現場の作業性向上
・電動ファン付き作業服
顧客のニーズ多様化、コミュニケーション
持つべき視点→顧客対応力を上げたい
<ミレニアム世代への対応>
・地域の有力工務店の多くは10年前はネット経由での相談は断り、紹介がメインだった
・顧客が意思決定で重視する情報は口コミサイト
・匿名情報も顧客の意思決定に強い影響を与える
<新たなサービス>
・手書き図面を手軽に3Dパース化
・モデルハウスのバーチャル化サービス
・設計案や建材仕様を「キット化」
住宅に求められる性能水準の高度化
持つべき視点→スキルとスピードをアップ
・クラウド介して第三者検査
→ダンドリワークス、ネクストステージ
・「ダメ帳」を自動生成
・赤外線カメラによる断熱、気密欠損の非破壊検査
・ロボットによる建物検査も実用化レベルに
→ダクト清掃ロボット
→点検ロボを床下の維持管理作業に
→ドローンによる屋根点検
視点を変える、何がハードルか?
・家づくりのプロ(技術者、技能者)=有資格者、職人
・新たな技術、手法の採用は安全、安心、確実の担保が大前提
・従来の手法(=経験知)に対するこだわりが強すぎる
・実務のリアルにきめ細かく個別対応できないものはダメ
・コストパフォーマンスに対する要求はシビア
一歩踏み出すために必要なことは、
「いつもどおり」を疑うことがスタートラインとのことです。
素晴らしい内容のセミナーでした。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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