公開日:2018.06.11
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郊外のマンションに復活の兆し。キーワードは「個性」
マンション関連の仕事をしている友人に聞いた話ですが、
販売が低迷していた首都圏郊外の新築マンション販売が息を吹き返し始めているそうです。
都心のマンションは価格が高騰し、一般の会社員には手が届きづらくなっています。
その反動もあり、割安感のある郊外のマンションに光が当たり始めているようです。
近年は都心のマンションに人気が集中し、郊外のマンションは中心購買層のサラリーマン世帯でも買い控え傾向が根強い時期が続いていました。
一方で、都心は商業施設などと開発用地の奪い合いが激化し、販売価格が跳ね上がっています。
変動で年0.4%台もある超低金利の住宅ローンもマンション購入の追い風となっています。
ただ郊外のマンションでは、特徴のある物件ではないとなかなか売れないようです。
キーワードは「個性」。
郊外へマンション人気の分散が進むことは、都心一極集中が引き起こしてきた様々な弊害の解消に向けてプラスといえますね。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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