公開日:2019.09.02
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HBエコハウス設計講座(第5期)の最終講義は事例発表
HBエコハウス設計講座の最終回は事例発表
最終回は受講者の皆さまの事例発表です。
今まで学んだことをふまえて、自社のプロジェクトの説明とその外皮計算や一次エネルギー計算の結果などを発表してもらい、講師の浦田さんの講評を受けることができます。
受講者にとっては、自社の設計のブラッシュアップができると共に、他社の設計を知ることができる貴重な機会となります。
事例発表の資料は事前にメールで送っていただき、講師の浦田さんが設計内容や計算データなどをチェックしていただいておりますので、限られた時間の中でとても深い内容の講評会です。
イン・ハウス 建築計画の中西さんの事例発表
大阪に建つ住宅の事例です。
エコハウスは、住む人のライフスタイルにより空調などの使い方が変わる点に注意が必要です。
大きな開口部のある住宅では、サッシ性能やシャッター、ブラインドなどの対策がポイントです。
イン・ハウス 建築計画の相越さんの事例発表
既存住宅の改修計画の発表です。
築40年近い住宅なので、いろいろ課題があります。
こうした住宅では、断熱気密などの強化は制約がありますので、やはり開口部の強化がポイントになります。
工作舎の久保田さんの事例発表
群馬県の郊外に建つ住宅です。
大きな土間のある間取りです。
既存樹木を大胆に取り入れています。
庇が大きくので、日射遮蔽はできています。
とても端正なファサードです。
基礎断熱と床下断熱の比較の議論もありました。
角倉剛建築設計事務所の角倉さんの事例発表
千葉県にあるスキップフロアのある住宅です。
大きな吹き抜けのある玄関ホールや開放的な空間構成が特徴の間取りです。
開口部の性能は、方位との関係で決定されることが多いです。
建材メーカーの中には、熱貫流率などのデータがないこともあるので注意が必要です。
ギルドデザインの磯村さんの事例発表
山梨県に計画中の住宅です。
大きな屋根面が特徴の外観デザインです。
開口部はいろいろ検討中とのことです。
方位による庇、開口部の位置には注意が必要です。
i+i設計事務所の飯塚さんの事例発表
新潟県に建つ住宅です。
昨年の日本エコハウス大賞の大賞受賞作です。
中間領域のあるエコハウスがコンセプトの住宅です。
エコハウスのトップランナーの工務店とのコラボレーションです。
端正で美しいファサードです。
外観にも地域の特性を考慮したデザインになっています。
スケッチアップも活用されています。
新潟は日射が少ないエリアですが、「さすが!」の高性能です。
グランドピアノのある住宅なので、防音にも配慮されています。
プレゼンのまとめも素晴らしいです。
SUR都市建築事務所の浦田さんのまとめ講義
エコハウスを設計する上でのポイントをまとめて教えてもらいました。
次の目標はZEHです。
エコハウスとして性能を上げるということは、きめの細かいパッシブデザインを積み重ねることです。
ZEHビルダー、ZEHプランナーの説明をしていただきました。
東京ゼロエミ住宅は、とても利用しやすい制度です。
エコハウスは、暮らす人にとって快適かどうかがポイントです。
講座終了後は、修了証をお渡ししました。
最後は記念撮影です。
懇親会もとても盛り上がりました。
神田駅近くの人気の中華料理店です。
第5期にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
また講師の浦田さんにも、本当に感謝しております。
HBエコハウス設計講座の第6期を10月より開講します。
エコハウスを学びたい住宅実務者の皆様の参加をお待ちしております!
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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