NLデザイン様の「鹿浜の百年家」オープンハウス見学記

先日、NLデザイン様の「鹿浜の百年家」オープンハウスに行ってきました。

実はNLデザインの丹羽さんは大学の同級生です。

本を出版されるなど、今や人気の高い建築家の一人です。

個人的に丹羽さんのことをすごいなーと思っているのは、学生時代から全くキャラクターが変わってないことです。

本当に自然体で、柔らかい雰囲気なのです。

お客様には誠実で真摯に対応されていますし、工務店さんとの付き合い方も自然なので、お互いに信頼関係が構築されていることを強く感じます。

今回は、築100年以上経過した納屋を保存・活用するプロジェクトです。

住宅街の一角に、立派な庭のある敷地です。

広い敷地の中に母屋があり、その隣に建つ納屋を、「住居」や「事務所」として利用できるようにした大規模改修です。

構造躯体はそのまま利用されていますが、話を聞くと、既存の柱が曲がっていたりして、大変な施工だったようです。

なかなかこのような建物を見ることはできないので、興味深く見学させていただきました。

外観は、外壁下部に木を張り、上部を白い塗り壁となっています。

シンプルですが美しいファサードだと思いました。

１階は、広い玄関土間と事務スペースにLDKとなっています。

２階は、小屋組みが露出した勾配天井になっています。

通常の住宅と比較すると家の高さが低いため、２階の建具は低くなっていますが、たまに訪れるお孫さんなど子供達には好評なスペースになっているそうです。

建築に携わる人間として、この建物の施工はとても大変だったことは想像できます。

施工された工務店さん、大工さんを本当にリスペクトします！

現場でご案内いただいた建築家の丹羽さん、本当にありがとうございました！

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HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

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