公開日:2018.09.25
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伊勢神宮を参拝して感じたこと
伊勢神宮を初めて参拝
人生で初めて「伊勢神宮」を参拝しました。
日本人で、衣食住の「住」に関する商売をしていて、木に関わる仕事をしている人間として、ずっと行きたいと思っていましたが、なかなか実現していませんでした。
個人的には無宗教なのですが・・・。
このたび、三重県のお客様から新規の相談をいただき、その調査を兼ねて初めて三重県に行くことになりました。
せっかく三重県まで行きますので、足を伸ばして「伊勢神宮」を参拝することにしました。
感想としては、「素晴らしい場所で、毎年来れるように頑張りたい!」と思えました。
伊勢神宮とは?
「伊勢神宮」のことはご存知の方が多いと思いますが、詳細は知らない方もいらっしゃると思いますので、概要だけお伝えします。
まず「伊勢神宮」は通称であり、正式名称は「神宮」(じんぐう)です。「お伊勢さん」という名でも親しまれています。
皇大神宮である内宮(ないくう)と、豊受大神宮である外宮(げくう)を中心に、14の別宮と109の摂社、末社、所管社から成り立っています。
外宮のご祭神である豊受大御神は、天照大御神の食物を司る神で、衣食住を始め、全ての産業の守護神として、崇められています。
伊勢神宮を参拝して感じたこと
江戸時代に全国へ広がった伊勢音頭で「伊勢へ行きたい、伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも」と歌われ、人々は伊勢への憧れを募らせたそうです。
その憧れと崇敬の心は、時代が経ても変わることはなく、現在も国内、海外から多くの方が伊勢を訪れています。
伊勢神宮で有名なのは、1,300年にわたり繰り返されてきた「式年遷宮」です。
20年に一度造り替えられるご社殿で、永遠に変わらないお祭りが行われることは本当に凄いことだと思います。
式年遷宮が、20年ごとに行われてきたことにより、建築技術や調度品を現在に伝えることができ、今でも新しく、いつまでも変わらない姿を望むことができます。
木造に関わる人間として、貴重な場を体感しながら学ぶことができました。
次の式年遷宮は、2033年の予定ですが、ぜひ見学に行きたいと思います!
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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