公開日:2018.05.04
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住宅業界もインターネットを活用したマーケティングが必要である客観的な理由
「インターネットによる集客が重要だ」と盛んに言われる昨今ですが、そもそもどうして住宅会社にとってWEB集客が重要なのでしょうか?
インターネットを巡るマーケットの動向を、まずは客観的なデータで見ていきたいと思います。
電通様の「2017年日本の広告費」によれば、インターネット広告費は4年連続で2桁成長となっています。
広告費のカテゴリー、金額、内訳は以下のとおりです。
- マスコミ四媒体・・・27,938億円(内訳:テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の広告費・制作費)
- インターネット広告費・・・15,094億円(内訳:インターネット広告の掲載費と制作費)
- プロモーションメディア広告費・・・20,875億円(内訳:折込・DM・展示会等・屋外・フリーペーパー,フリーマガジン・交通・POP・電話帳の広告費・制作費)
インターネット広告費は大幅に伸びています。
一方、内訳の中で下落率が大きかったのは、いずれも紙媒体でした。
・電話帳 -67.0%、
・雑誌 -50.4%、
・新聞 -37.8%、
・フリーペーパー,フリーマガジン -39.7%、
・折込 -32.3%
客観的なデータとして、インターネット広告費、インターネット検索数ともに、近年は大幅な伸びを示しています。
こうした客観的なデータを見ても、マーケティング施策は、そうした市場動向に対応した内容にしていく必要があると考えています。
こうした動向を見ると、「インターネットでの集客にそれほどリソースを割いていない」という住宅会社は、何らかの形で変えていくべきタイミングだと思われます。
インターネット上での集客競争が激しくなっていく中、ホームページをリニューアルするだけでは集客が簡単にできなくなっています。
そこで必要となるのが、顧客に役に立つ情報を提供していく「コンテンツマーケティング」です。
ハウス・ベースでは自社の活動を通じて、コンテンツマーケティングを実践し、その検証結果をクライアント企業様にリアルタイムにフィードバックするようにしています。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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