住宅の性能は失敗しない家づくりのための「ものさし」

住宅の性能は、すまい手にとっては、ライフスタイルにあった住まいを選び、住み始めてからの暮らしの満足度を高めるための賢い選択のための「ものさし」になります。

つくり手にとっては、すまい手のためにより品質の高い住宅を目指す指針となります。

技術の進歩によって、相対的に住宅の高性能化が進むと同時に、「住宅性能表示」や「長期優良住宅」など耐震性や断熱性等の性能面から、住宅の性能を評価する仕組みも整ってきています。

国は、住宅の性能（評価）をわかりやすく伝える「見える化」に力を注いでおり、この流れ自体は評価できると思います。

国としても住宅は社会の資産という認識のもと、すまい手の賢い選択と、つくり手の技術や知見の向上を後押ししています。

より良い住宅を普及させるために、すまい手がより賢く住まいを選ぶためには、住宅の性能や評価について、すまい手自身が意識し理解を深めていくことが不可欠だと私は思います。

そのために、何かお役に立てればという気持ちで、ハウス・ベースでは家づくり情報サイト「HB PRESS」を運営しています。

ハウス・ベースが願っていることは、すまい手とつくり手が、家づくりの前段から、暮らし方やコスト（予算）を重ね合わせながら、性能をテーマに有意義なコミュニケーションが生まれることです。

そのような家づくりが実施されれば、すまい手は住み始めてからも、生涯にわたって我が家に高い満足度を持つことができるはずです。

現時点で、ウエムラが考える「失敗しない家づくりのための法則」は、

「すまい手の家づくりのリテラシーを上げる（すまい手が正しい選択ができるようになる）」

ことです。

そのために、ハウス・ベースでも家づくりに関する賢い選択のための「ものさし」を、より丁寧にわかりやすくお伝えしていきたいと思っています。

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HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

住宅・建築分野におけるリアルな情報発信や、役立つコンテンツやサービスの提供、実務者向けのソリューションを通じて、すまい手やつくり手にとって納得のできる家づくりを目指しています。

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