公開日:2019.05.26
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築140年の商家のリノベーション見学会に参加
140年の時をつなぎ、街や地域に開くリノベーション
千葉県津田沼市の築140年商家のリノベーションの見学会に参加
駅前の商店街に建つ古い建物を、再開発するのではなく、既存建築
お施主さんの想い
地域の人たちの願い
設計者の熱意
造園屋さんの提案
など、とても素晴らしい話を聞くことができました。
設計監理はNLデザインの丹羽さん
設計はNLデザインの丹羽さんです。
お施主さんとの打合せや、関係者の方とのやりとりの中で、以下のようなことが計画のポイントになったそうです。
・この住宅の魅力を守っていく
・家族が営む煙草店を隣りに建て替え、空いた場所をお施主さんが運営する
・地域の人たちに住宅や庭を見てもらえるようにする
・アーケードを撤去して、軒下空間や路地をつくり、敷地の中に人の流れをつくる
保存・活用するリノベーションはあきらめない心が重要
このような計画は、なかなか実現することができません。
法律やコスト、地域との関わりなど、乗り越えるべき課題が多いからです。
合理的な判断以上に、
「薄れゆく商店街の記憶を街に残す」
ことをあきらめず、古い建物の保存・活用を実現する根気が求められます。
お施主様からも話を聞くことができましたが、
「地域の人に支えられている」
という言葉がとても印象的でした。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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