公開日:2018.08.21
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家づくりの世界も「コンテンツ」で勝負する時代に
世界では「コンテンツ黄金時代」がすでに始まっています。
余暇時間の増加、プラットフォームによる競争の成熟化、2020年以降の5G到来などにより、ハイクオリティーコンテンツ、とくに映像コンテンツへの需要が爆発しています。
家づくりに関するサービスを良質な「コンテンツ」として提供するために
日本の家づくり業界は、つくり手である工務店や設計事務所などの住宅会社の「自社の売り」はそれなりに訴求されています。
一方で、すまい手に対しての家づくりに関するお役立ち情報やサービス、そして成果品でもある「住宅自体」を良質なコンテンツとして伝え切れていないと感じています。
そこを改善しなければ、「プロが提供する住宅」が、社会やユーザーの価値観と合わなくなり、日本の家づくりのコンテンツがやせ細ってしまうのではないかと危惧しています。
この状況に楔を打ち込むためには、「コンテンツ(家づくり)×サービス(提供する付加価値)×ビジネス(適正な利益確保)」を高次に融合させる必要があるのではないでしょうか?
1社で完結することが難しければ、コンテンツ、サービス、ビジネスのプロが集い、新しいプラットフォームを創ることも必要かもしれません。
良質なコンテンツを創造して「家づくりを、もっとおもしろく」
「日本の家づくりに良質なコンテンツ」を実現できるかどうかは、ひとえに今を生きる家づくりの業界で働く人や会社の意志と手腕にかかっています。
もちろん、ハウス・ベースもその1社です。
家づくりメディア「HB PRESS」、ユーザー向け家づくりサービス「HB PROJECT」、法人向けコンサルティング「HB NETWORK」など、全ての「コンテンツ」を磨き上げていきます。
今後も、ハウス・ベースは、全身全霊を傾けて、「家づくりの課題を解決する」ために尽力していくつもりです。
失敗し、傷だらけになることもあるかと思いますが、そんなときこそ、みなさんから叱咤激励を頂戴できれば幸いです。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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