公開日:2019.03.11
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祖父母や父母からの贈与なら最大3000万円まで非課税に
2019年度の住宅資金贈与の非課税枠
住宅購入後の家計負担を減らすには、できるだけ多くの頭金を準備することがポイントです。
親の援助が受けられるなら、相談するのも一つの方法です。
通常、資金援助は贈与税の対象ですが、祖父母や父母から住宅取得資金の贈与を受けた場合には非課税枠があり、消費税10%の住宅を購入した場合には、この金額が増幅されます。
2019年度の場合、省エネ等の一定基準を満たす住宅では、最大3000万円となります。
この非課税枠を利用できるのは、住宅購入時のみという点は注意が必要です。
住宅購入後の「繰り上げ返済」などには適用されません。
加えて、相続時精算課税制度でも2500万円までは無税で受け取れます。
なお、相続時精算課税制度を利用しない場合は、贈与税の基礎控除110万円も受け取れます。
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HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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