公開日:2018.12.22 / 最終更新日:2018.12.23
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2018年最後の「エコハウス見学会」を開催しました
建築家自邸のエコハウス見学会を開催
設計事務所様や工務店様を対象に、エコハウスのトップランナーである建築家自邸の見学会を開催しました。
施主兼設計者は、SUR都市建築事務所の浦田さんです。
http://surarch.com
2017年の日本エコハウス大賞で優秀賞を受賞された、エコハウスのトップランナーです。
浦田さんは40年以上前から、エコハウスの設計に取り組んでおり、その独自のノウハウや経験を同業者の皆様にお伝えする画期的な見学会になっています。
今回は浦田さんの御厚意により、ご自宅の見学会を開催させていただきました。
実際の空間を体感できることは、プロのつくり手としても参考になると考えております。
エコハウスのトップランナーや建築エコノミストの方まで多彩な参加者
今回の見学会には年末にも関わらず、多くの方にご参加いただきました。
改めてご説明する必要もないエコハウスのトップランナーの方々も参加していただきました。
テレビでよく見かける建築エコノミストの方にもご来場いただきました。
エコハウス見学会レポート
まずは配置計画や外観のポイントなどをご説明いただきました。
玄関から内部に入ると、まずはこの住宅のポイントである床下エアコンを見てもらいました。土間スラブをピット状に設計して、基礎の全周にエアコンの暖かい空気が届くように配慮されています。
玄関横には、水周りがあります。洗面室には全面の庭の緑が借景となるように窓が設けられています。
浴室との間には大きなガラスで仕切られており開放感があります。
洗濯スペースには、洗濯機を置く場所と、洗濯物を干す場所が隣りあっているため、とても便利な設計になっています。
2階に上がると、浦田さんにご準備いただいたご自宅の資料を参加者の皆様にお配りしました。
全て公開していただける浦田さんには本当に感謝しております。
実務者の方ばかりですので、早速資料を見ながら、浦田さんに質問をされていました。
各階の温度なども詳細に分かります。
開口部の対策にとても有効な「断熱ブラインド」についても、詳しく説明していただきました。
3階に上がり、吹き抜けや子供室なども見ていただきました。
ルーフバルコニーにも上がっていただきました。デッキスペースから、太陽光パネルなどの説明をしていただきました。
見学が終わると、ダイニングテーブルに集まって、質問タイムを兼ねた意見交換会です。
初対面の方も多くいらっしゃいましたが、さすがはご活躍中の皆さん、すぐに活発な意見交換などが始まりました。
エコハウスを知るために必見のコラム
浦田さんにはハウス・ベースが運営する家づくり情報サイトのHB PRESSでも、自邸をテーマとしたエコハウスに関するコラムも連載していただいております。
実際に暮らしている建築家の自邸の図面から、設計、仕様、設備計画、そして実際に暮らしてみてのリアルな感想などが、わかりやすくまとめられています。
ぜひ読んでみてください!
今後もこうした見学会を開催していきます。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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