公開日:2019.09.19 / 最終更新日:2019.09.20
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建築家自邸のHBエコハウス見学会を開催しました
建築家自邸のHBエコハウス見学会を開催
HBエコハウス見学会を開催しました。
SUR都市建築事務所の浦田さんの自邸でもあります。
施主兼設計者として、ありのままの話を伝えていただけるのが、この見学会の魅力です。
今回は総勢15名と過去最高の参加人数でした。
設計事務所、工務店、不動産会社の方に加えて、家づくりを検討中のお客様や設計を学ぶ学生さんにも参加していただきました。
まずは外部から案内します。
外観はシンプルな構成で、端正で美しいデザインです。
木製フェンスと植栽が大きなポイントになっています。
木製フェンスは実は二重になっていて、目隠しの役割を強めています。
内部に移動します。
玄関は靴で埋まりました(笑)。
建築家自邸のエコハウスの2階LDK
エコハウス2階のLDKです。
15人が入っても、LDKが広いのであまり窮屈に感じません。
平面計画では、間口の狭い敷地を有効に活用するために、短辺方向はメーターモジュールで設計されています。
らせん階段をどこに配置するかが、間取りの課題になったそうです。
電動のトップライトも開けてもらいます。
開口部には断熱ブラインドがあります。この断熱ブラインドは、開口部の性能を高めるためにとても重要です。
シャッターは電動です。手動よりもコストはかかりますが、使い勝手を考えると電動はおすすめです。
蓄熱の役割を果たす床です。石貼りの下はモルタルになっていて蓄熱層になります。
庇は大事です。エコハウスへの道は、まず日射遮蔽からです。
薪ストーブは、暖房というよりも、火のある生活を楽しむためのものだそうです。
災害などの非常時の貴重な暖房にもなります。
キッチンも見てもらいます。浦田さんは料理もよくされるので、使い勝手なども説得力があります。
テラスです。電動のオーニングがあることで、アウトドアリビングとして快適な外部空間となります。オーニングは西日対策の日除けとしても重要な役割を果たしています。
給気口の説明です。
実は通常の給気口のように外部まで穴を開けておらず、通気層までとなっていますので、給気と同時に防音の効果も高いのです。
建築家自邸のエコハウスの1階
次にエコハウスの1階を見学してもらいました。
ポイントは、床下エアコンです。
基礎の断面を工夫することで、基礎全体に空調できるようになっています。
床のガラリです。1階の床にはこのようなガラリが複数設置されており、床下エアコンの暖気や冷気が、このガラリや階段などから上階に届きます。
寝室などの個室にもガラリは設置されています。
建築家自邸のエコハウスの3階とルーフバルコニー
次にエコハウスの3階とルーフバルコニーを見学してもらいました。
この住宅の空調は床下エアコンと3階の壁掛けエアコンの2台のみです。
ルーフバルコニーにも上がってもらいます。
太陽光パネルやトップライトを見てもらいます。
エコハウス見学会が終わってからは交流会
参加者の皆様から質問をいろいろ受けました。
浦田さんには資料を使って、詳しく説明してもらいました。
グリーンカーテンの魅力も話してもらいます。
参加者の皆さまからは、とても参考になったという声を多くいただくことができました。
今後もこうした見学会を開催していきたいと思います。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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