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公開日:2018.11.07  /  最終更新日:2018.11.08

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HEAD研究会「木でつくる懐かしい未来。木材の多様な活用と可能性」に参加

首都大学東京名誉教授の深尾精一さんの講義

HEAD研究会の勉強会に参加しました。

 

 

 

 

 

 

今回はまず、首都大学東京名誉教授の深尾精一さんの講義です。

 

 

 

 

 

 

冒頭より、「従来の木造の終焉は近い!」という刺激的な一言で始まりました。

 

日本木材青壮年団体連合会主催の「木材活用コンクール」の近年の表彰作品を解説することで、昨今の木造のトレンドを教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘリコプターの格納庫も木造で作る時代になりました。

 

 

 

 

 

 

木造のリノベーションにも、面白い事例がありました。

 

 

 

 

 

 

CLTの使い方が上手な建築家も増えているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

今後の木造の可能性が感じられる話でした。

 

木でつくる懐かしい未来。中大規模木造への提案

続いて、芝浦工業大学教授の山代悟さんの講義です。

 

 

 

 

 

 

中大規模木造をより普及するための提言的な内容です。

 

 

 

 

 

 

木造と他の工法(鉄骨造や鉄筋コンクリート増など)を、ポジティブに「ハイブリッド」で考えていく必要性があるという話が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

地震国の日本で、必要な耐震性能を満たすためには、現実的な考え方だと思います。

 

 

 

 

 

 

CLTの実作も手がけられているので、とても勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

海外の事例も見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

木で建築をつくっていくための学びの場をつくりたいという話には、とても共感できました。

 

まとめの対談

お二人のまとめの対談では、いろいろ示唆的な話も聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

中大規模木造では、構造用集成材やCLTの活用は必須ですが、もしそれを受け入れられないというのであれば、国内の木材で新たな木質材料を開発し、それを輸出できるくらいの勢いが必要ではないかという話も面白かったです。

 

木造の話は、材料、流通、設計、施工などのテーマによって、いろいろな見解があります。

 

日本の場合は、現在の「施工」の問題が悩ましく、今までのように大工さんの力量に委ねるかたちの継続が相当難しくなっています。

 

まずはそこから考える必要があるかもしれません。

 

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HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

住宅・建築分野におけるリアルな情報発信や、役立つコンテンツやサービスの提供、実務者向けのソリューションを通じて、すまい手やつくり手にとって納得のできる家づくりを目指しています。

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