公開日:2019.06.16
2233
マンションは買うより売る方が難しい
いらないマンションはなかなか売れない
相続で不本意ながら、「いらないマンション」の区分所有権を保有している人は多いと思います。
マンションは、買うよりも売る方が難しいです。
都心や近郊の人気エリア、駅近のマンションであれば、一般媒介でも売れる可能性が高いですが、駅から遠いような物件は一般媒介で売るのは難しいです。
不要なマンションはタダでも手放す
古くて交通の便が悪く、資産価値の低いマンションは、不動産会社としては、仲介手数料もほとんど得られないため、買い手を見つけようとするモチベーションは上がりません。
こうしたマンションは、思い切って所有するマンションの隣人の方に「タダで引き取ってもらう」方法も検討すべきです。
マンションを所有していると、固定資産税や管理費や修繕積立金などを負担しなければなりません。
人が住んでいないことで、近隣に損害を与えるリスクもあります。
「売れないマンション」は事実上マイナスの資産である以上、タダでも手放したほうがメリットがあります。
引き取る人にとっても、隣りの部屋であれば、何かと使う価値があるのではないかと思います。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
最新記事 by HOUSEBASE 代表取締役 植村将志 (全て見る)
- 4号建築物も構造図書の保存義務化へ - 2020年1月10日
- 耐震等級の徹底解説!住宅性能表示の構造の安定とは? - 2019年7月29日
- 住宅のリフォームは「健康性能の強化」が必須な理由 - 2019年6月15日
- 工務店は「事業承継できるかどうか」で選ぶ時代に - 2019年5月20日
- 省エネルギー住宅の「全館空調」はエアコンのみで実現できる - 2019年5月19日