公開日:2020.02.28
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住宅業界の新型コロナウィルス感染症関連の情報まとめ(2月27日現在)
住宅業界の新型コロナウィルス感染症関連の情報まとめ
新型コロナウィルス感染症の影響で、さまざまな問題が生じています。
そのため、住宅業界でもいろいろな動きが発表されており、その内容をまとめました。
下記の情報は2020年2月27日現在の情報です。
常に最新情報のご確認をお願いします。
・TOTO、新型肺炎による納期遅延情報をサイトに掲載
https://jp.toto.com/News/info_cv2020/index.htm
・次世代住宅ポイント、新型コロナ理由なら6月末まで可
https://shinkenpress.lmsg.jp/p/cCY5fL
・国交省、新型コロナで建築士定期講習の自粛要請
https://shinkenpress.lmsg.jp/p/cCY5fK
・住宅の工期遅延は経営破綻リスクが高まる理由
新型コロナウィルス感染症関連のその他の情報
・住宅関連イベントの中止、延期が多数発生
→経済活動に多大な影響
・見込み客の心理的影響も大。
→地域で関心度に温度差はあるが、展示場や見学会への集客に影響大
・ウイルスへの恐怖だけでなく、経済悪化・勤務先の業績悪化
→住宅取得者、住宅実務者双方のモチベーション低下。
<参考情報>
・コロナウイルスよりヒートショックの方が数百倍死んでいる現実
・新型コロナウイルス対策についての一般市民向けの分かりやすいハンドブック
今回の新型コロナウィルス感染症の対応で思うこと
2020年2月27日に政府から「全国の小中高は3月2日から春休みまで臨時休校を要請」と発表がありました。
各家庭や学校はもちろんですが、特に医療機関では大変な混乱が予想されます。
医療機関の子供のいる医療スタッフが出勤出来なくなります。
本来の提供すべき医療を縮小しなければなりません。
まだ一名も感染者が出てない地域で、これからは最低限の治療すら出来なくなります。
今は重症者しか検査をしていないのと、重症者しか報道されないので、さも怖いウイルスかのような過剰報道となってます。
今回のウイルスの病原性よりも、過剰対応による弊害があまりにも大きくなってることに気づくはずです。
これだけ報道すると、過剰対応が正義、否定的な発言は悪、になっています。
正しい発言よりも、もっともらしい発言が賞賛されてしまいます。
医療や感染症の専門家ではありませんが、
「最大限の対応を、現実的な範囲でしていただきたい。」
と強く願っています。
少なくとも今回の「全国一律」は大きな問題があると思っています。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
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