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公開日:2020.03.11

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東日本大震災から9年。3月11日に思うこと。

東日本大震災から今日で9年がたちました。

 

津波などに襲われた被災地の皆様の生活は、9年の時を経た今も、震災以前の日常には遠いのではないかと思います。

 

復興は進んでいますが、姿を変えていく故郷を見つめなければならないことは、本当に切ないことだと思いますので、胸が痛みます・・・。

 

 

9年前のあの日、私は東京の赤坂にあるオフィスで仕事をしておりました。

 

大きな揺れを感じて、すぐにビルの外に出て周りを見渡すと、高層ビルが肉眼でもわかるほど揺れている様子は衝撃的でした。

 

当時の自分にできることは、募金や食料支援等の活動でした。

 

勤めていた会社の社員や取引先の皆様からいただいた食料品や日用品を梱包して、被災地に送る活動をすることぐらいしかできませんでした。

 

家づくりに関わる仕事をしている人間として、特に忘れてはいけない日があります。

 

1995年1月17日の阪神大震災と、

 

2011年3月11日の東日本大震災です。

 

震災に対しては、公共インフラの備えと、個々の住宅や建築の備えの2つとも必要です。

 

世界一の地震国である日本では、特に耐震性の確保は、家づくりでは必須となる要素です。

 

繰り返し起こる大きな地震があるにもかかわらず、変わらないことがあります。

 

・    木造住宅の構造計算が法律で義務化されていない。

 

・    2階建て以下の木造住宅では確認申請で構造の審査が省略される。(4号特例)

 

・    耐震等級を上げると大きなコストアップになるという大きな誤解

 

このHB PRESSでも、上記に関するコラムをいろいろと書いています。

 

 

高い耐震性と快適な温熱環境の確保は、家づくりのマストです。

 

言い続けること、実行し続けることが大切だと思っています。

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HOUSEBASE 代表取締役 植村将志

住宅・建築分野におけるリアルな情報発信や、役立つコンテンツやサービスの提供、実務者向けのソリューションを通じて、すまい手やつくり手にとって納得のできる家づくりを目指しています。

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