エコハウスが得意な設計事務所は設計依頼が多い理由
エコハウスが得意な設計事務所は設計依頼が多い傾向が年々高まっています。その理由は「デザインと性能を両立できる住宅会社」が限られているからです。ハウスメーカーは性能はまずまずだけどデザインに課題があり、工務店の設計力も差が大きいからです。省エネ性能に優れた大手住宅会社が棟数を伸ばす中で、「デザインと性能を両立した住宅」を求めるには、エコハウスのリテラシーの高い設計事務所か、設計力のある工務店に依頼するしか選択肢がないのです。
エコハウスとは何か?
まずエコハウスという言葉の意味です。
明確な定義はありませんが、「環境に優しく経済的な住宅」と理解してください。具体的には建物の熱的性能を上げて、設備を省エネにすることです。
エコハウスに取り組むメリット
次にエコハウスに取り組むメリットです。
まず前提として、「温熱的に快適な住環境を得られ、光熱費などのランニングコストが抑えられること」を喜ばない施主はいないという事実です。
「人生100年時代」ということは、住宅で過ごす時間が長くなることを意味します。快適で、健康的で、経済的なエコハウスを選択したいユーザーが増え続けることは自然の流れです。
エコハウスが得意な設計事務所が選ばれ続ける理由
エコハウスを建てることで、最も喜んでくれるのは「施主」です。「施主が喜んでくれる」ということは顧客満足度も上がり、紹介につながったり、良い評価、評判が広がります。
性能を上げることでコストが高くなり躊躇している設計者もおりますが、適切な設計や仕様を選択することで、ランニングコストで充分に回収できる範囲の話です。
まとめ
「デザインと性能を両立したエコハウス」を得意としている住宅会社が少ないことから、そうしたユーザーの相談先はエコハウスを得意としている設計事務所や工務店に集中しています。
特に「エコハウスがスタンダード」と宣言している設計事務所は数えられる程度ですので、そうした設計事務所には設計依頼が集中しています。
つまり、エコハウスを自社のスタンダートとすることで、住宅系の設計事務所は同業他社と差別化することができ、結果として仕事を受注することができます。
そのためには、ユーザーが「エコハウスが得意な設計事務所」をインターネットで検索して探した時に、見つけてもらい、信頼してもらえる事例やコンテンツを掲載することが第1歩です。
そのためにハウス・ベース株式会社では「HBエコハウス設計講座」を開講して、エコハウスの得意な住宅実務者を増やしていきたいと考えています。
今回ご紹介する優秀な設計事務所
家づくりは人と人との信頼関係です。何よりも設計者と建築主とのコミュニケーションが大事だと思います。私たちの提案「パッシブデザイン・ゼロエネ住宅」「高い性能、使い勝手とコストのバランス」「庭づくり」に共感していただけるなら、いっしょに家づくりをしませんか。楽しい協同作業からは、大らかな空間を持つ素晴らしい住宅が生まれます。
HOUSEBASE 代表取締役 植村将志
最新記事 by HOUSEBASE 代表取締役 植村将志 (全て見る)
- 4号建築物も構造図書の保存義務化へ - 2020年1月10日
- 耐震等級の徹底解説!住宅性能表示の構造の安定とは? - 2019年7月29日
- 住宅のリフォームは「健康性能の強化」が必須な理由 - 2019年6月15日
- 工務店は「事業承継できるかどうか」で選ぶ時代に - 2019年5月20日
- 省エネルギー住宅の「全館空調」はエアコンのみで実現できる - 2019年5月19日
こちらから(コメントフォーム)自由にコメントください!